哲学カフェとは

飲み物を片手に、何人かで集まって輪になり、その時々のテーマ・問いに対して自分の意見を話したり、他の人の意見を聞いたりして、一緒に考えを深めていく場です。準備は不要で、哲学の知識もいりません。
90年代にフランスのカフェで始まり、その後世界に広がったそうです。様々な手法で行われていて、ここ種でも以下のような対話ルールを用いて数回開催しました。

 

【対話ルール】

・何を言ってもいい
・人の言うことに対して否定的な態度をとらない
・発言せず、ただ聞いているだけでもいい
・お互いに問いかけるようにする
・知識ではなく自分の経験に即して話す
・話がまとまらなくてもいい
・意見が変わってもいい
・分からなくなってもいい

 
 

【当日の流れ】

1.チェックイン 呼ばれたい名前、今の気持ちを順番に
2.テーマ決め 参加者のその時の興味・関心からテーマを決めていきます(あらかじめ設定することもあります)
3.3〜4人のグループに分かれて、対話スタート。
4.全体に戻り共有。全体での対話。
5.時間があればもう一度小グループで対話。 その後全体でチェックアウト。感想を順番に。

 
 
参加者は対等であることも意識して、安心の場であるように心がけます。また答えを出すことが目的ではなく、モヤモヤしながら終わることも。なので終わった後も自分の中で哲学カフェが続いていくようなこともあります。